INTERVIEW社員インタビュー
税務以外のことも
多角的にみられる
税理士になりたい
2022年 中途入社藤井 瑛
「数字は苦手」からのスタートだった
お金の流れや税に関しては全く無知で、興味を持ったこともありませんでした。そんな私がなぜか新卒で入った企業の財務部に配属されたんです。
初めは苦手意識がありましたが、会計を基礎から学ぶうちに、「数字をぱっと見て覚えるのが意外と得意かも?」と自覚し始め、簿記資格も3級、2級、1級と順調に取得。上司から「税理士資格も目指せるよ」と勧められるようになったんです。「国家資格だし、挑戦してみよう」という気持ちになり、ちょうど1年前に紹介で当法人に入りました。
この1年間は税務関連の仕事の流れを覚えるために、事務的な業務を中心に担当しました。初めは分からないことが多すぎて、先輩に助けてもらってばかりでしたが、1年のサイクルを経験したことで、「この時のためにあの事務処理が必要だったんだ!」という感覚をつかめました。まさに目からうろこが落ちる思いでしたね。最近では少しずつ、顧問先の窓口的な業務も任せてもらっています。
会計から税務まで総合的にサポートする難しさ
4年働いた以前の職場と現在の仕事を比べると、税理士事務所はとにかく担当する業務が幅広くて難しいという印象です。
前の会社では、財務部という一部門に入出金担当や債務担当がいて、自分に割り振られた中のどれかをきちんとこなしていればOKでした。でも今は、頭の中で全てをつなげて、必要な情報をその時々で引っ張り出して、会計のことも税務のこともトータルで見ながら、クライアントを支えなければなりません。与えられた課題を正確に処理するだけではなく、自分たちで次の仕事を作っていく、新しい業務がどんどん湧いて出てくる感じです(笑)。
まだまだ覚えることが多くて、勉強し続けなければならない身ですが、顧問先のパートナーとなる存在で、大事な役割を担っている実感は、仕事をする上でモチベーションにつながっています。
オフィスで手作りのおむすび!?
当法人の定時は18時。いつもは19時くらいにはオフィスを出て、帰る途中によくジムで汗を流します。
ただ、税理士事務所が最も忙しい確定申告のシーズンは、どうしても残業が発生します。社内には一人暮らしの男性社員が多く、食事をおろそかにしがち。
それを見かねたのか、女性管理職のマネージャーがわざわざ材料を買い出しに行って、ちょっとした食事を用意してくれたことがありました。後にも先にもこんな経験は初めてで、温かいおむすびのおいしさが身にしみましたね。人と人との距離の近さは、この職場の誇れるポイントだと思っています。
前職時代からですが、現在、税理士試験の合格を目指して、仕事と両立する形で予備校に通っています。試験合格は第一目標ですが、今後はいろんな法人の代表と話をして、コミュニケーションを図ることで、多角的に物事を見る目を養っていきたいですね。税務関係以外のことも広くサポートできる、頼られる税理士を目指したいです。